2014年2月13日木曜日

搵嘢做

さて、今回は久しぶりに我が師匠、阿Samこと許冠傑さんにご登場いただきましょう!
私はホントに彼の歌が好きなんですよ。
今回はこの「搵嘢做」です。

「做嘢」(ジョウィエー)ことをする=仕事するという意味です。
で、搵(ワン)探す+嘢做=仕事探しということになります。

歌詞は以下のとおり。

從前有個人叫莫大毛 以前莫大毛という男がいた
日日攤響屋企*1等米路 毎日家でだらだら、ゴハン食べさせてもらってる
神神化化*2作風虛無 頭もイカレてるみたい
又唔願剃鬚 (從成日去賭) ヒゲもそらないで(賭け事ばかり)

窮途意冷走去問前途 とうとう窮して
但願仙家指點三兩道 神様に相談だ
如何有法變得富豪 どうしたら富豪になれるか
望黃大仙能預告 (呢枝簽話呢*3) 黃大仙が答えてくれるといいんだけど(みくじの意味はね~)

拿拿聲*4即刻走去搵嘢做 さっさと仕事さがしに行こう
人必須知道自己嘅用途 自分の使い道を知るために
唔去奮鬥 你咪望有酬勞 (NO NO NO NO) がんばらないと給料はもらえないよ
想搵錢應該快手 COME ON LET'S GO 稼ぎたいならすぐにやれ

著著聲*5即刻走去搵嘢做 さっさと仕事さがしに行こう
人必須旨意自己創路途 自分の道は自分で切り開くんだ
快去奮鬥 你實會攀得高 がんばれば上に上がれる
你要坐BENZ靠自己個腦 ベンツに乗るにはアタマがいるんだよ

解説
*1攤響屋企 攤(ターン)両手を広げてだらっとした状態+響屋企家で
*2神神化化(サンサンファーファ―)アタマのおかしい状態
*3呢枝簽話(二―ジーチムワーネー) 簽(チム)はおみくじのこと、黃大仙に行かれた方はご存じと思いますが、こちらのおみくじは竹の棒をカシャカシャして引きます。
そしてその竹の棒に書いてある番号の紙をもらって、解簽(ガーィチム)その紙に書いてあることを解説してもらいます。このセリフはこの解簽のおっさんの声です。
*4拿拿聲(ナーナーセーン) さっさと、すぐに。これ日常でも良く使いますね。
*5著著聲(ジョッジョッセーン) 同上の意味
広東語にはこういう〇〇聲(セーン=音の意味をよく使います。
日本語の擬音語みたいなノリでしょうか。
他にもbambam聲(バムバムセーン)すごい勢いで(早く)やる(すいません、漢字わかりません)
靴靴聲(ヒュェーヒュェーセーン)はぁはぁと息を切らして(すみません、これも漢字当て字です)
などなど、たくさんあります。

それではまた、下にyoutubeのリンクをつけておきます。
このすごーいローカルちっくなMTV、めっちゃ笑えます。

    http://www.youtube.com/watch?v=j0flMZoT_HA&list=PL7B51A96DB29FBD39&feature=share




     

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