2014年1月11日土曜日

広東語と声調

広東語には9声あります。
1声 (呼び名)高平 高いところでまっすぐのばす 
2声 高上 中の高さから1声のところまであがる
3声 高去 中の高さでまっすぐのばす
4声 低平 低い位置からさらにもう少し低めになる
5声 低上 低から3声まであがる
6声 低去 低の位置でまっすぐのばす
7声 1声の軽声
8声 3声の軽声
9声 6声の軽声











声調というのは最初に学習するときうまくできないし、なんか楽しくないし
でおそろかにしがちなんですが、広東語の場合、この声調がかなり大事
なんで、なんとしても習得してください。

普通語の4声にくらべ各音の差がはっきりしていないので、日本人には本当に
難しいです。逆に声調さえマスターしてしまえば、発音そのものはそれほどむずかしくない
のが広東語です。普通語のような巻き舌もなく、比較的カタカナ読みでも通じます。

上の表をみながら、「マー」の音でリズムよくやってみてください。
歌みたいにしておぼえるといいですよ。
↓ 下のリンクで確認してみてください。
 http://youtu.be/1lW6GJvQF3A
 


単語でその違いをみてみると・・・

膠袋 ガウ1ドイ2 ビニール袋
交待 ガウ1ドイ4 申し述べる

黐線 チー1シン3 アホ!
慈善 チー4シン6 慈善 まちがえたら大変ですね~(*_*;

新鮮 サン1シン1 新鮮
神仙 サン4シン1 神仏

胡椒 ウー4ジゥ1 胡椒
護照 ウー6ジゥ3 パスポート

ねっ、全然違ってしまうでしょ。

”慈善機構”(慈善団体)にまちがって、”黐線機構”(アホ団体)なんて
言ってしまうハメになってしまうので、コワイです・・・



 

0 件のコメント:

コメントを投稿